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大島 明博*; 池田 重利*; 瀬口 忠男; 田畑 米穂*
Radiation Physics and Chemistry, 49(5), p.581 - 588, 1997/00
被引用回数:53 パーセンタイル:95.02(Chemistry, Physical)放射線架橋ポリテトラフルオロエチレンの分子運動性の変化を動的粘弾性試験により調べた。架橋によりその分子運動は抑制された。特に、室温転移である転移が消滅し、転移が高温側にシフトした。未架橋のものと比較することにより、その運動性の帰属を明らかにできた。
貴家 恒男; 武久 正昭
Reports on Progress in Polymer Physics in Japan, 16, p.343 - 346, 1973/00
As-polymerizedポリテトラフルオルエチレン(PTFE)の構造を推定するため、熱処理および放射線照射した未焼成PTFEの動的粘弾性挙動を測定した。PTFEはサスペンジョン重合で作られた市販モールディングパウダーをもちいた。結晶域(分散域)は顕著な熱処理効果を示し、290Cまでの熱処理で分散ピークは高温側に移動し、その形態は鋭くなる。このことから熱処理によって結晶域での分子の配列あるいはmolecular packingが改善されたと結論される。一方、非晶域のローカルモードとされている分散ピークは熱処理で減少した。熱量の測定から計算した結晶化度はわずかに減少した。このことから、未焼成PTFEに存在する分散は結晶部分のローカルモードに関連すると考えられる。これらの点からAs-polymerized PTFEは結晶化度は高いが、結晶にはlong range disorerが存在し、焼成PTFEに比して、結晶性が悪いと結論した。